三井住友トラスト不動産で不動産売却するのはどうなの?口コミ・評判を調査

三井住友トラスト不動産と聞くと、何を想像しますか?

三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行グループに所属する不動産会社です。

イメージキャラクターの「トラストさん」はCMなどで見たことがあるはずです。

今回は三井住友信託銀行グループの不動産会社である「三井住友トラスト不動産」の特徴を解説します。

三井住友トラスト不動産ってどんな会社?

三井住友トラスト不動産株式会社は、三井住友信託銀行グループの不動産会社です。

1986年に設立された住信住宅販売会社、1986年設立の中信住宅販売株式会社(のちに中央三井住宅販売会社)、1988年設立の三信住宅販売株式会社の3社が親会社である住友信託銀行と中央三井信託銀行との合併に伴い、不動産事業も合併され誕生した不動産仲介会社です。

現在は、首都圏で約40件の店舗があります。

また、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡と幅広い店舗網を有しています。

銀行系の不動産会社ということもあり、法人相手の営業が多いです。

そのため定休日は、水曜日と祝日としている店舗がほとんどです。

三井住友トラスト不動産の特徴

三井住友トラスト不動産の特徴は、親会社である三井住友信託銀行が抱える富裕層から集まる情報網の厚さです。

三井住友信託銀行は国内銀行では屈指の営業力を誇るプライベートバンカーを抱えているので、日本トップクラスの富裕層ネットワークがあります。

中小の不動産会社では扱えないような大型案件になる物件情報も多く集まります。

富裕層をクライアントとして抱えるため、富裕層ならではの悩みである相続案件や遊休不動産活用などの資産コンサルも行っています。

地元の不動産会社では相談できないような金融と不動産をミックスさせた難易度の高い案件の相談者も多くいるようです。

競合企業の三井のリハウスや東急リバブル、住友不動産販売などは、個人の不動産売買に重きを置いていますが、三井住友トラスト不動産や三菱UFJ不動産販売のような銀行系不動産会社は、特殊な案件が多いため、売買件数ではなく、一件当たりの単価を大きくすることで多額の仲介手数料を得るビジネスモデルになっています。

三井住友トラスト不動産の評判・口コミ

三井住友トラスト不動産の利用者による口コミや評判は、今後サービスを利用する上で参考になるのでいくつか紹介します。

今回は「Yahoo知恵袋」「NAVERまとめ」「Twitter」より三井住友トラスト不動産について参考になる口コミ・評判を抜粋しました。

三井のリハウスの利用者による良い口コミ・評判

  • 三井住友トラスト不動産は、不動産仲介のマンションと戸建て、それぞれのランキングでトップ5に入っているから信頼できる
  • マンションは東急リバブルや三井のリハウス、住友不動産販売などの大手がいる中で第3位にランクインしている(戸建ては第5位)
  • 三井住友トラスト不動産に依頼したら、想像以上に高い売却できた
  • 担当者の提案力、媒介契約書の締結手続き、売却サポートの充実、契約手続きのサポートが手厚い

三井住友トラスト不動産の利用者による悪い口コミ・評判

  • 銀行系の不動産会社なので営業マンの対応が堅苦しい
  • 法人相手のビジネスが上手だが、個人の不動産売買は苦手なイメージ
  • 対象エリアが少ないので対応できない場合がある

三井住友トラスト不動産の強み・弱み

三井住友トラスト不動産の強み・弱みについて確認していきましょう。

三井住友トラスト不動産の強み

三井住友トラスト不動産の一番の強みは、弁護士や税理士など不動産回りのスペシャリストとの連携が強いことです。

富裕層に多い相続案件や離婚案件などは、不動産の営業マンでは判断が難しい案件です。

専門家の力を借りて二人三脚で対応することが多く、それぞれの得意分野の知識量のシナジーによって顧客から高く評価されています。

三井住友トラスト不動産の宅地建物取引士の資格保有者は98%を超え、業界の中でも屈指の保有率を誇っています。

また、三井住友信託銀行とタッグを組むことで、住宅ローンの手続きなども滞りなく進めることができます。

三井住友信託銀行の住宅ローンは、大手都市銀行と比較しても金利が低く、数年前から利用者が急増しています。

三井住友トラスト不動産の弱み

三井住友トラスト不動産の弱みとして挙げられるポイントは、銀行系の不動産会社という背景もあり、フレンドリーというよりも少し堅苦しい営業マンが多いです。

ウェブサイトのデザインを見れば一目瞭然なのですが、三井住友トラスト不動産のサイトは税務面や弁護士のコラムなどが多く専門性が高いです。

三井住友信託銀行や官公庁のホームページのリンクも貼られており、競合企業のサイトと比較しても初めて物件を購入・売却したい人にとって難しいです。

ライバル会社と差別化ができているポイントはメリットですが、不動産の一次取得の実需案件が伸び悩んでいることは三井住友トラスト不動産の悩みです。

三井住友トラスト不動産販売で不動産査定するまでの流れ

三井住友トラスト不動産に所有する物件の査定を依頼する場合は、まずは電話、メールで問い合わせるか、三井住友トラスト不動産の店頭にて直接売却を希望することを伝えることです。

マンションであれば、同一マンションや近隣の類似物件から査定価格を算出してもらえるので、数日で査定価格の連絡が入ります。

現在は、三井住友トラスト不動産の店舗の所在地に合わせて、首都圏であれば東京、神奈川、埼玉、千葉、中部は愛知と三重、近畿は大阪、奈良、兵庫、京都、滋賀、中国は広島と岡山、九州は福岡が査定対象エリアになっています。

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