みずほ不動産販売で不動産売却するべき人とは?評判・口コミ・実態を調査

みずほ不動産販売と聞くと、何を想像しますか?

みずほ不動産販売は、みずほフィナンシャルグループの不動産仲介会社です。

みずほフィナンシャルグループのスローガンである「One Mizuho」のもとで、みずほ銀行やみずほ信託銀行、みずほ証券など連携しながら、グループで抱える顧客の不動産課題を解決しています。

今回はみずほフィナンシャルグループの不動産会社である「みずほ不動産販売」の特徴を解説します。

みずほ不動産販売ってどんな会社?

みずほ不動産販売株式会社は信託銀行にルーツを持つ、みずほフィナンシャルグループの不動産仲介会社です。

1986年に設立され、30年以上の実績を誇る大手不動産仲介会社です。

みずほフィナンシャルグループ全体で「One Mizuho」というスローガンを掲げており、グループ会社のみずほ銀行やみずほ信託銀行、みずほ証券などと連携体制を構築しながら、グループで抱える顧客の不動産ニーズに応えています。

みずほ不動産販売株式会社ホームページから抜粋(https://www.mizuho-re.co.jp/company/strength.html

現在、北海道から九州まで、全国で42店舗を展開しています。

銀行系不動産会社では、店舗数が最も少ないですが、全国に満遍なく店舗のネットワークを構築していることが強みです。

また、営業マンも経験豊富な方が多く、平均実務経験11年で、宅地建物取引士のライセンスを保有する営業マンが600名以上在籍しています。

バックオフィスの社員を含めると従業員数は900名を超えます。

みずほ不動産販売は、「居住用不動産」「投資用不動産」「事業用不動産」の3つの売買を行っており、その中でも居住用物件の売買が中核事業になっています。

居住用不動産について

日本全国に広がる42店舗のネットワークを駆使し、幅広いエリアの居住用不動産のニーズに対応しています。

90%以上の顧客から売買に満足であると高評価を得ていることから、丁寧な契約手続きが評判です。

みずほ不動産販売だけではなく、丁寧な対応は、銀行系不動産会社の特徴でもあります。

投資用不動産について

みずほ不動産販売は、一棟アパート、マンション、オフィスなど不動産投資のコンサルティングも強みとしています。

ファイナンシャルプランナーや不動産コンサルティングマスターなどの資格を有する社員が在籍しており、投資効果とリスクを分析して、無理のない投資計画を提案しています。

投資用不動産を扱う事業部では、「ゆうゆうオーナーズクラブ」という会員制クラブを運営しており、未公開物件の紹介、コンサルティング、融資相談、マーケットリサーチ、建物管理・診断と5つのサービスを提供しております。

ゆうゆうオーナーズクラブの入会には審査があり、審査の結果次第によっては入会できないこともあるようです。

事業用不動産について

みずほ不動産販売は、法人が保有する遊休不動産の活用や倉庫、店舗、社宅などの売買も行っています。

また、不動産形態のマーケットリサーチにも注力しており、例えば土壌汚染など不動産が抱えるリスクの調査に至るまで総合的なコンサルティングを展開しています。

みずほ不動産販売の特徴

みずほ不動産販売の特徴は、みずほフィナンシャルグループが持つ膨大な顧客網です。

みずほフィナンシャルグループは、三菱UFJフィナンシャル・グループ (MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ (SMFG))とともに、3大メガバンクの一角を占めています。

幅広い金融事業のグループ会社を傘下に収めており、特にみずほ銀行やみずほ信託銀行は有名です。

グループ会社で取り扱う不動産案件は、基本的にみずほ不動産販売に顧客が紹介されます。

大型の不動産案件も少なくはありません。

みずほ不動産販売は。2018年の不動産仲介会社ランキングでは業界第7位で、銀行系不動産仲介会社では5位の三井住友トラスト不動産、6位の三菱UFJ不動産販売に次ぐ3番手となります。

売上高は約153億円で、4,000件ほどの売買仲介を担当しています。

特筆しているポイントは、平均売買仲介価格と平均手数料額の高さです。

売買価格の平均は約9,300万円で業界平均を大きく超えています。

三井住友トラスト不動産が約6,300万円、三菱UFJ不動産販売が約7,400万円で、高額の不動産案件に強い野村の仲介+ですら8,400万円ですので、業界でもトップクラスの売買価格の高さです。

売買価格が高いことは、みずほ不動産販売が得る平均仲介手数料額も大きくなります。

1件あたり平均370万円ほど、1店舗あたりでは年間3億6,000万円ほどの仲介手数料の売上があります。

それぞれ業界トップクラスの金額です。

このようにみずほ不動産販売は、グループ会社の銀行や信託銀行、証券会社とのシナジー効果を上手に発揮しています。

単価の高い大型案件をグループ会社から仕入れ、それを経験値の高い営業マンが売買に繋げることで、店舗数の少なさをカバーして、業界7位になるまでの売上を稼ぎ出しています。

みずほ不動産販売の強み・弱み

みずほ不動産販売の強み・弱みについて確認していきましょう。

みずほ不動産販売の強み

みずほ不動産販売の一番の強みは、規模の大きい戸建ての売買や一棟アパートのような数億円規模の収益物件の売買です。

グループ会社の富裕層を顧客として多く抱えていることから、高額案件の経験値が高く、物件の情報提供から売買の契約サポート、引渡し後のアフターサポートまで安心して任せることができます。

店舗も全国に構えていることから、地方の物件であっても対応してもらえる点も高評価です。

みずほ不動産販売の弱み

みずほ不動産販売の弱みとする点は、銀行系不動産会社ということもあり、営業マンが少し堅苦しい所があります。

年齢層は高く、経験豊富な営業マンが多いですが、スピード感に劣り、レスポンスが遅いがあります。

また、売却価格の提案や売却時の価格の変更など、営業マンの意見が強く、売却したい所有者との意見が折り合わず、融通が効きづらいことがあります。

営業マンの経験があるが故のマイナス面です。

さらに、自社で賃貸や物件管理を基本的に行っていないため、みずほ不動産販売で不動産回りの業務をワンストップで依頼するということができないことも弱みとして考えられます。

例えば、一棟アパートの購入の仲介はみずほ不動産販売で対応してもらっても、その後の管理や空室時の賃貸募集などは他の会社に依頼しなければなりませんので、所有者からすると少し手間がかかってしまいます。

みずほ不動産販売の評判・口コミ

みずほ不動産販売の利用者による口コミや評判は、今後サービスを利用する上で参考になるのでいくつか紹介します。

今回は「Yahoo知恵袋」「NAVERまとめ」「Twitter」よりみずほ不動産販売について参考になる口コミ・評判を抜粋しました。

みずほ不動産販売の利用者による良い口コミ・評判

  • みずほ不動産販売に依頼したら、思っていた以上に高く売却できた
  • 営業マンが経験豊富なので安心できる
  • 大型案件(高額不動産)は得意

みずほ不動産販売の利用者による悪い口コミ・評判

  • 営業マンの平均年齢が40歳を超えているので、スピード感やフラッシュさに欠ける
  • 銀行系なので堅苦しい営業マンが多い

こんな人はみずほ不動産販売で不動産売買するのがおすすめ

一戸建ての住み替え、一棟アパートやマンションの収益不動産など、規模の大きい案件の購入、売却を検討している人は、みずほ不動産販売に一度相談することをオススメします。

また、みずほ不動産販売が提携する税理士や弁護士は、相続案件などのコンサルティングが必要な複雑な案件をサポートしてくれるので安心して任せることができます。

一方で、若い世代に人気のタワーマンションなどは、他にも得意とする不動産会社が多数ありますので、あえてみずほ不動産販売に依頼すべき理由は特にありません。

みずほ不動産販売で不動産査定するまでの流れ

みずほ不動産販売に所有する物件の査定を依頼する場合は、まずは電話、メール、若しくはみずほ不動産販売の店頭にて直接売却を希望する不動産情報を伝えることです。

マンションであれば、同一マンションや近隣の類似物件から査定価格を算出してもらえますので、数日待てば査定価格の連絡が入ります。

みずほ不動産販売は日本全国に店舗を構えておりますので、北海道から九州まで各エリアの売却相談が可能です。

不動産価格が下落中!?売却を検討している方はお早めに!


不動産価格は景気の動きに大きく左右されます。

公示地価のグラフを見ると、景気の先行指標といわれる株価の動きと同じような形を描きながら少し遅れる形で推移していることからも明らかです。

問題は景気後退の時期です。

消費増税への反動減対策が切れる時期と、オリンピックの終わりがちょうど重なる2020年夏を境に景気が悪化し始めるという見方が大勢です。

実は、不動産の価格下落はすでにスタートしています。

「かぼちゃの馬車問題」に代表されるように、資金力の乏しいサラリーマンに無理やりフルローンを付けて買わせていた投資用不動産が下落に転じました。

不動産売却を検討している方は、イエウールを使って無料で価格の査定をしてもらうことが大切です。

また、売却を検討していなくても、自分が住んでいる不動産の適正価格を知ることは大切なことなので一度、調べてみることオススメします。

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