野村不動産グループが運営するノムコムの口コミ・評判を調査!不動産情報サイト「ノムコム」についても紹介

マンションブランド「プラウドシリーズ」をご存知でしょうか?

プラウドとは、大手不動産会社の野村不動産株式会社が分譲する人気の高級マンションです。

そのプラウドの販売を手掛けるのが同じ野村不動産ホールディングスの野村不動産アーバンネット株式会社です。

野村不動産アーバンネットは、プラウドの販売代理だけではなく、野村の仲介+の屋号のもとで、不動産売買、賃貸仲介や不動産サイト「ノムコム」の運営を行なっています。

今回はノムコムや野村の仲介+を運営する「野村不動産アーバンネット株式会社」の特徴を解説します。

野村不動産グループについて

野村不動産株式会社は野村証券にルーツを持つ総合不動産会社です。

総合不動産会社では日本第5位の規模で、本社は東京西新宿の新宿野村ビルに構えています。

2004年にはホールディングス化となり、持ち株会社である野村不動産ホールディングスの完全子会社、2006年には東証一部に上場しています。

野村不動産の強みは住宅事業で、特に分譲マンションの開発に力を入れております。

マンションブランド「プラウド」と言えば、馴染みがあるのではないでしょうか。

2012年には全国で6,181戸のマンションを分譲し、供給戸数ランキングで日本第1位に輝いています。

プラウドシリーズは東京では、青山、麻布、白金、松濤、成城など、神奈川の山手町、兵庫の芦屋など日本を代表する高級住宅街での分譲実績が多く、富裕層の間で人気のマンションです。

また、プラウドとは別に2011年から「オハナ」ブランドで分譲マンションの販売を開始しています。

オハナは、マンションを購入する一時所得((一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。))層向けの物件を郊外を中心に展開しています。

その他では、 得意とするマンション事業ではなく中規模サイズのオフィス「PMO」シリーズの開発やホテル開発などにも注力しています。

野村不動産株式会社は単体で従業員2,000人弱の社員が在籍しています。

代表的なグループ会社は、不動産仲介事業を行う野村不動産アーバンネット株式会社、プラウドやオハナなどの野村不動産の分譲マンションの管理を行う野村不動産パートナーズ株式会社です。

その他には、ホテル開発を行う野村不動産ホテルズ株式会社や高齢者向け住宅の加発を行う野村不動産ウェルネス株式会社があります。

また、シンガポールや北京、イギリスにもグループ会社を設立して、グローバルに事業展開しております。

野村不動産ホールディングス株式会社ホームページから抜粋(https://www.nomura-re-hd.co.jp/company/group.html)

では続いて、野村不動産ホールディングスの中核会社ある野村不動産アーバンネットについて見ていきましょう。

野村の仲介+とは?

野村不動産アーバンネットは2000年に設立、2001年4月1日から営業を開始しています。

三井のリハウスや住友不動産販売、東急リバブルなど大手不動産仲介会社と比べると、比較的に新しい会社になります。

野村不動産ホールディングスの100%子会社で従業員は1,500名ほどが在籍しています。

2018年の売上高は321億円(業界第4位)の不動産仲介会社です。

首都圏を中心に、名古屋や大阪にも店舗を構えています。

個人向けの不動産売買をだけではなく、賃貸仲介、野村不動産を中心にディベロッパーが分譲するマンションの販売代理も行なっています。

また、野村不動産アーバンネットが他社にない独自に持つ強みは、不動産情報サイト「ノムコム」を運営していることです。

ノムコムとは?

「ノムコム」とは、野村不動産アーバンネットが得意する首都圏や関西圏のマンションや一戸建ての情報を提供する不動産情報サイトです。

その他にも、収益用・投資用不動産の「ノムコム・プロ」、事業用不動産の「ノムコム・ビズ」など、目的別の不動産情報サイトを運営しています。

物件情報だけではなく、住まいに関する情報を多く提供して、自分らしい住まい方の提案を行っています。

ノムコムは、野村不動産アーバンネットが設立した2000年から不動産情報サイトのため、不動産に関するサイトとしては最も歴史があるサイトの一つで、会員数は20万人を超えています。

ちなみですが、売却を検討している人は、ノムコムに査定依頼を出すことができますが、一括査定サイトでないので、査定を希望する場合は、野村不動産アーバンネットが請け負うことになります。

ノムコムの姉妹サイトである「マンションデータPlus」では、簡単な物件情報を入力すると、マンションの価格がすぐに分かるツールがあります。

不動産会社から執拗な営業電話や営業メールを受けることなく、気軽に自分のマンションや周辺物件の価格を調べることができます。

野村の仲介+の強み

野村不動産アーバンネットには、ノムコム以外にも強みがあります。

それは不動産仲介の野村の仲介+の存在です。

次は、ノムコムと野村の仲介+を中心に野村不動産アーバンネットの強みについて解説します。

ノムコムの使いやすさ、情報量は業界No.1

野村の仲介+の最大の強みは、上述のように、ノムコムのような業界を代表するような不動産情報サイトを運営していることです。

2000年から運営している歴史があるサイトなので、東急リバブルや三井のリハウスが運営するサイトよりもユーザー目線でサイトが作成されており、サイト本体の見やすさ、情報の豊富さは間違いなくNo.1です。

例えば、ワンクリックで見たい物件情報を閲覧できることもノムコムの長所です。

また、事前に希望条件を入力しておくと、条件に合う物件が市場に出たら、新着情報をメールにて受け取ることができることもノムコム独自のサービスです。

ノムコムは物件の写真にも力を入れており、物件写真を豊富に掲載するだけではなく、室内を隅々まで確認することができるバーチャルツアーがあるので、内覧に行かなくても自分に適している物件なのか大まかに判断できることもノムコムの強みです。

不動産のマーケットデータや不動産に関する記事も大量に蓄積されているので、不動産の専門家も勉強のためにノムコムを定期的に講読しています。

プラウドシリーズや都心のマンションの実績が豊富

野村の仲介+は都心部のマンションの販売に強い会社です。

特に麻布十番にある麻布営業部は、渋谷営業部と合わせて野村の仲介+の旗艦店舗として位置付けられており、多くの営業マンが配属されています。

ディベロッパーである野村不動産が分譲するプラウドシリーズは、港区や渋谷区などの都心部で開発実績が多く、渋谷や麻布はプラウドの売却や購入の相談も数多く、野村の仲介+の大規模店舗をこのエリアに設けることは、グループ間で発生するシナジー効果が大きいです。

ユニークなサービスの展開

ホームステージング((ホームステージングとは、売却する予定の物件に家具や小物でインテリアコーディネートを加え、モデルルームのように購入検討者により良い印象を与え、売却を円滑に促すためのサービスです。))や補修保証は、競合他社も多く行なっていますが、野村の仲介+では、他社にあまりないサービスを実施ています。

その一つが荷物の「お預かりサービス」です。

ホームステージングを行って、売却を目指す場合、室内に大きな家具が溢れていると、室内が狭く見えたり、ゴミゴミして見えたりして、内覧客にいい印象を与えることができません。

野村の仲介+では、そのようなことがないように、10点まで保管費用、運搬費用を負担して、家具を預けることができます。

お預かりサービスは、他社には例のないービスで、競合との差別化を図っています。

野村の仲介+の弱み

三井のリハウスや東急リバブルと比べると、後発ということもありまだまだ規模は小さいです。

プラウドシリーズが多く建てらている都心部は強いですが、店舗が少ない地方では、野村の仲介+で売買することが難しいです。

また、エリアによって販売できない物件もあります。

ノムコムに掲載されている物件のエリアも決まっており、残念ながら、競合と比較して、商圏が狭いと言わざるを得ないです。

また、ノムコムは一括査定サイトではないので、他社の査定価格を得ることはできないです。

野村の仲介+の意向が強く反映されるため、他社からの査定額も知りたい場合は、すまいValueなどの不動産一括査定サイトを利用することをオススメします。

さらには、ノムコムは個人向けのサイトになので、野村の仲介+も個人が相手のビジネスは強いです。

大規模物件の売買やコンサルティングを希望される場合は、東急リバブルのソリューション事業部のように法人営業に強い不動産会社に相談する方がいいでしょう。

野村の仲介+の評判・口コミ

野村の仲介+の利用者による口コミや評判は、今後サービスを利用する上で参考になるのでいくつか紹介します。

今回は「Yahoo知恵袋」「NAVERまとめ」「Twitter」より野村の仲介+について参考になる口コミ・評判を抜粋しました。

野村の仲介+の利用者による良い口コミ・評判

  • 港区、渋谷区は、野村証券からの繋がりでお客さんも多く、このエリアの営業はかなり強いと思う
  • 荷物預かりサービスの他、ホームステージングやインスペクション、補修保証サービスなど手厚いサービスが魅力的です
  • ノムコムはタワーマンション特集や野村不動産の旧分譲マンション特集、プレミアム(高級マンション)特集など幅広いジャンルの記事があって面白い
  • ノムコムが使いやすいので売買は基本的に野村の仲介+に依頼している

野村の仲介+の利用者による悪い口コミ・評判

  • 地方ではほとんど使えない
  • 売買価格が高い物件しか興味がない
  • 大規模物件の知識はほぼない

こんな人は野村不動産グループで不動産売買するがおすすめ

都心エリアで不動産購入を検討する人にとって、野村の仲介+はオススメの不動産会社です。

特にパワーカップルと呼ばれる世帯収入1,000〜2,000万円以上のアッパー層は、野村の仲介+が得意とするエリアやノムコムの活用のしやすさを考えるとマッチすると思います。

野村の仲介+は、若くて、迅速で、丁寧な営業マンが多いので、スピーディーに希望に合う物件の購入まで繋げてくれるでしょう。

不動産価格が下落中!?売却を検討している方はお早めに!


不動産価格は景気の動きに大きく左右されます。

公示地価のグラフを見ると、景気の先行指標といわれる株価の動きと同じような形を描きながら少し遅れる形で推移していることからも明らかです。

問題は景気後退の時期です。

消費増税への反動減対策が切れる時期と、オリンピックの終わりがちょうど重なる2020年夏を境に景気が悪化し始めるという見方が大勢です。

実は、不動産の価格下落はすでにスタートしています。

「かぼちゃの馬車問題」に代表されるように、資金力の乏しいサラリーマンに無理やりフルローンを付けて買わせていた投資用不動産が下落に転じました。

不動産売却を検討している方は、イエウールを使って無料で価格の査定をしてもらうことが大切です。

また、売却を検討していなくても、自分が住んでいる不動産の適正価格を知ることは大切なことなので一度、調べてみることオススメします。

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